瞬間風速-筆記帳

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【火薬の起源】火薬にくっついてる「薬」が何だか知ってる?

 


家業が爆破業者でない人にとって

 

一番身近な火薬の存在は花火

 

という事になる

 

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軍事技術

 

 

軍事関係の情報は

 

気が向いたら仕入れる様にしている

 

その当時の最新技術が理解出来るし

 

なかなか知的好奇心がそそられる

 

今だと電子戦の発達が顕著で

 

 

電子戦と言ってもハッキング系統の話じゃなく

 

VRのゲームの様な

 

実際に銃を抱えてやる方だけど

 

経験と勘に頼った戦闘は過去のモノで

 

センサーとか位置情報とかを駆使して

 

実戦もゲーム化している

 

軍用と民間の技術は

 

どこでどう使うか?の差だけで

 

割と元は同じだったりして

 

それは今も昔も変わらない

 

火薬

 

 

そんなこんなで

 

そっち関係の情報を見聞きしていたら

 

火薬の話が出て来た

 

火薬というとやはり軍事色が強い言葉で

 

割と目にする機会が多いので

 

見聞きしても気に止める事もなかった

 

火薬の薬とは

 

おそらく化学薬品の事で

 

爆発を促進させる薬かな?と

 

薬の意味を知らなかった頃に聞かれたら

 

そう答えていただろう

 

火薬の起源

 

 

火薬とは

 

偶然発見された代物

 

 

どういう偶然で発見されたのかと言うと…

 

 

 


あんなのとこんなのを混ぜ混ぜして

 

不老不死の薬を作ろう!

 

で出来た副産物

 

 

 


火薬の起源は中国

 

中国には道教という宗教集団があって

 

霊薬と称した不老不死の薬を

 

いろいろな鉱物を混ぜ混ぜして作ろうとしていた

 

その流れであれこれやってたら

 

不老不死の薬作ってたら火薬が出来ちゃった!

 

とさ

 

アイヤー

 

敵がいるから何かぶっ飛ばす兵器開発するアル

 

で出来た訳ではないんだな

 

火薬は英語でガンパウダー

 

直訳するとファイア・ケミカル

 

ではなく

 

ファイア・メディスンとなる

 

つまり薬とは化学薬品の事ではなく

 

バファリンとか医療系の薬の意味

 

火薬とは「火の薬」の意味

 

不老不死

 

 

不老不死といえば

 

以前「水銀を服用する」のがブームになって

 

何人か中国の皇帝が早死したらしい

 

たしか日本の教科書には

 

「水銀飲んじゃダメ!」と表記されていて

 

高等教育の賜物で脳主には知識があったけど

 

知らないと水銀飲んじゃうのかな?

 

その流れで火薬も服用してたのかな?

 

秦の始皇帝

 

不老不死の霊薬を探しに行く途中で死んで

 

事実上一代で秦は滅びた訳だけど

 

不老不死なんて求めるもんじゃないね

 

花火

 

 

火薬については

 

「こんなモン服用出来るか!」となった様で

 

すぐに爆発させる道具と変化した

 

塊にして投げつけたり

 

矢にくっ付けたりしてすぐ軍事活用された

 

同時に民間では花火として楽しむモノにもなった

 

現代人がどっちから眺めるか?を議論してる

 

あの花火だ

 

「人生は打ち上げ花火の様だ」

 

そう文豪たちが書いた書物がたくさんあるが

 

まさか元が不老不死から花火が出来てたとは

 

思ってもみなかっただろう

 

なんとも興味深い

 

今度花火を見に行く事があったら

 

こう思う事だろう

 

「あの輝きは永遠の命を求めた人の業の光だ」

 

 

世界を変えた火薬の歴史

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