【三木作品感想】生で体感する事が、リアルでのお楽しみ
その他の路線の渋谷駅は皆フツーに地下にあるんだけど唯一渋谷始発の銀座線の渋谷駅だけは地下にはない
地上3階にあたる場所に駅がありそこに至るまでの手段は階段しかない
エレベーターもエスカレーターもなく渋谷で大量の買い物をした後銀座線を使う場合も階段を3階まで登る必要がある
今
じーちゃんが登頂を開始した
足腰が悲鳴をあげない事を願うばかりだ
銀座線で外苑前へ
地下鉄なのにホームが3階にあるのが解って貰えただろうか
で
今回向かうは外苑前という駅
渋谷から2駅の場所にある割とハイソなビル群立ち並ぶオフィス街
少し行くとホンダの本社ビルがあったりする
駅を出て辺りを見回すとベルコモが解体されていた
これについては「ふ〜ん」と思う人のみへのプチ情報
詳細は割愛
今回の目的
ネットで何でもかんでも買えちゃう様になったのでこれからはライブパフォーマンスのみがリアルで価値を持つ
な〜んて事はよく聞く
実際生で聞く・見る・嗅ぐ・触れるなどの面白みがないとネット上での体験で十分で
逆にそれを求めてリアルでは足を運ぶ
アート鑑賞もそのひとつで画面に写ってる写真じゃ解らん部分を体感しに行く
いざ
受付の女性と軽〜く挨拶を交わした後作品の方へと目をやった
ブラジャーが出迎えてくれた
中でも「いいな」と思ったのがこの作品
こういう緻密さとダイナミックさが同居してるのが個人的には好きかな
目的の品
「凝縮感がすごいな」
ブログの写真で姿は事前に知っていたんだけど生で見た印象はソレにつきる感じだった
で
それは写真を見ただけでは体験出来ないモノで故にわざわざ足を運んで見てよかったなと思っている
正直全ての作品に生で見る付加価値が宿っているとは思わないけど
体感を伴う経験はライブじゃないと出来ないので琴線に触れたモノには直に触れられる様に足を運ぶべきだと思う
それはネット上にはないリアルのお楽しみなのだから
6月25日まで
【映画】マシンガン・ツアーは、最低で最高だった
『マシンガン・ツアー』という
B級コメディ映画を見た
ザックリ・ストーリー
諸事情ある男イギリス人4人が
イギリスでマフィアの金を強奪
その金を持ってマレーシアに高跳び
のはずが
飛行機の都合でリトアニアへ
マフィアは4人を特定
リトアニアまで追いかけて来る事に
あぶく銭を得た4人は
リトアニアのクラブで豪遊
クラブはリトアニアのマフィア経営
飲み明かした4人は記憶がないまま
朝を迎える
一人目
クラブで引っ掛けた女に騙され
目が覚めると
裸でヒーターに手錠で繋がれていた
なんとか脱出するが
イギリスからやって来たマフィアに
見つかってしまう
彼は裸のまま走って逃げる
ヒーターごと抱えて逃走
都合よくバスが発車しそうだったので飛び乗る
マフィアは
イギリスから来たばっかりの状態だったので足がなく
追うのを断念
勝ち誇る男
戸惑う乗客
一方
別の男は誰かの家で目が覚める
とりあえず水でも飲むかになり
キッチンに水があったので飲んだ
音がして住人が来る気配を感じ
男は身を隠す
物陰から見ていると婆さんは何やらはじめる
男が水を飲んでいたのは
入れ歯を洗浄するためのコップで
男はこんな顔に
家を飛び出し…
ハニー登場
気をとりなおし家に戻ると
女がいた
がぶ飲み中
家はこの女ハニーの家で
ハニーに連れられてクラブからやって来たらしい
ダーリン登場
しばらくすると
ハニーの彼氏ダーリンがやって来た
どうもこの2人は明日結婚式をやるらしい
ダーリンは
ハニーが男を連れ込んだ事を問いただす
という事らしい
しかしダーリンは気がおさまらず
口論が続く
なんで男を連れ込んでんだ?
の怒号の後
ハニーはこう言う
しばらく沈黙を保っていたダーリン
そしてこう言う
そりゃそうだ
その流れのまま
キレてダーリンはこう言う
そう言われてショックを受けるハニー
わけわからん
このセリフは世界中の
書かれてはいまい
総評
マフィアとのやり取りは
それなりにシリアスだった
この手のB級コメディは
ストーリー展開がグダグダなのが多いけど
ソコはしっかりしてた
イギリスとリトアニアのマフィアどうしの抗争
なんてのも一応ある
そしてこの笑いの特盛
面白かったけど
ちょっと御下品なので
見るなら独りで見るのをオススメしておこう
N'夙川BOYS 「ブログがしたい!」
アホ記事多めで始まった当ブログ
そろそろシリアス系でもしっとり書き上げて
芸の幅でも見せたろかぁい
の予定だったんだけど…
えーっと
この話題からこの話題に持ってって
こーしてあーしてそーなって…
シリアス系は捏ね方に神経を使うので
今までの様なノリだけでは書けない
コレを言いたいからコレを説明して
それにはコレを引き合いに出して来て…
なのに…
最近アタマの中で鳴っている曲がある
実に細かい計算をするのに不向きな楽曲だ
一報が来た
“@kogure: 「N'夙川BOYS」無期限の活動休止を発表 https://t.co/PG9aoogQSI pic.twitter.com/sKAz51ckGX”
— 脳主@はてなブログ (@opooof) 2015年12月22日
これぞザ・インディーズバンド。バイバイ…
一報を聞くまでしばらく忘れてて
聞いてからは曲が鳴りまくっている
また…
夙川の知名度が
どの程度のものなのか解らないのだが
TV出演としては「めざまし」とか
今話題の「スマスマ」とかにも出ていたらしい
最初の記事に書いた様に
地上波見てないので知らなかったけど
今回ブログ用に動画を探してたら
幾つかそんなのがあった
脳主が夙川を知ったのは
ビレバンで曲が掛かっていたからだった
サブカルの入り口的本屋で
本屋といっても
Tシャツ・お香・延長コードなんかも売っている
ヘンテコな店だ
本屋なので本もある
女が独りで世界中を歩いてみた
とかそんな感じのdeepな本達
思想・アート・ケーキの本とか
CDも売っていてサイケな音が鳴っていたり
音までヘンテコな演出がしてある
そのビレバンで掛かっていた曲がコレ
かなりの衝撃を受けたのを
昨日の様に覚えている
ビレバンの雰囲気にもぴったりだった
ソリッド感を削ぎ落としたギターと
透明でファンタジックな歌声に
ルージュ5度塗りした様なボーカルと
いや
それ褒めてんの?
なのに溢れ出る
少年のココロと広がる宇宙の曲調
特に後半にある
ツインボーカルとギターの掛け合いは
何もかもが絶妙で素晴らしい
カラアゲに
タルタルソースがちょうどいい分量だけ乗っかっている
1コのカラアゲをまるごと1コ口の中に入れた時の様な
絶妙なんである
結果
この曲がしばらくアタマの中で
のたうちまわる事になる
このライブ動画なんかも最高だ
音はしょぼいが
アタマの中で鳴っているからOK
動画を探している内にこんなのも見付けた
うぅぅ
実に生々しい
このプラネットマジックという曲は
今まで聞いて来た曲の中でも
上位10曲に入るくらいの名曲だと思う
バンドとしての活動は休止という事だけど
以前休止してショックだった東京事変は
舌の根も乾かぬ内に
リンゴが歌ってて拍子抜けした
今度もそうだといいな
来月でとりあえず休止
最後に
ツイートでも書いたけど
同じコトバを置いておく
バイバイ
ps 1
タイトルはこの曲から
スリーピースバンドは叫ぶのもイイけど
地に足のついた感じで力強く歌うのもいいな
ま
バンドもブログも同じ3文字だし
何よりこっちもいい曲じゃん
ps 2
「ヴィレッジヴァンガード」2015年6~11月期の連結決算が4億円の最終赤字に https://t.co/nXsecFOiHk pic.twitter.com/tPHc4F9Hzq
— コグレマサト(∩´∀`)∩ (@kogure) 2016年1月19日
また来た一報
こっちもかい…
ガルパン劇場版「あーいう作品」になった背景
最初
嘘つき監督は最初こうほざいていた
戦車がちょっとだけ出てくる…
うじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃ
登場
この傑作映画を一言で表すなら
悪ふざけ、最高だぜ!
監督のコメントにある様に
原作なきオリジナル
「オリジナルなのでこれからどう転がっていくかわかりません」の果ての映画
しかも制作期間
半年延び×2回の劇場版上映4日前
完成…
劇場版が完成しました。
— 水島努 (@tsuki_akari) 2015年11月17日
本当にありがとうございました。 #garupan
なぜこの映画がこうなったのか?
その経緯を書いてみたいと思う
まちがいなく
最初のコメントをしていた頃に劇場版を作っていたら
こうはならなかったハズだから
ちょっと引っ掛かったシーン
上映4日前完成
それは画が上がってなかった訳でもなく
監督が追加で
このシーンやりたくなったから突っ込みたいんだけど
と言い出したでもなく
どのシーンを削るか?
という尺の話だった
本編大半を占める戦闘シーン
コレをやりたかったんだろーから
いっぱいいっぱい
途中
テレビシリーズと同じ様なシーンが幾つか出てきた
例の店に突っ込むシーン
肴屋本店(さかなやほんてん)ガルパンの聖地
わざわざ突っ込むかどーか迷った末突っ込んでいる
突っ込むにしてもすんなり突っ込んではいない
尺足りない
なのにこのシーンは残すの?
迷ってる時
別の店に突っ込むのかな?
そしたらソコが新たな聖地かな?
と
うがった思考が浮かんだ
でも同じ店に突っ込んだ
わざと同じ店に突っ込ませた
無用な販促を避けるために
他にも立体駐車場での待ち伏せ「おりゃあー」作戦など
テレビシリーズをそのまま使っているシーンは削られてはいない
これはもう完全に
「ここは削りたくないんだ!」
という強い意志が感じられる
大洗側の悪ふざけ
ガルパンは街おこしの成功例とうたわれる事が多い
でもそれは狙ってそうなったというより
たまたまこーなった感が強い
時はテレビシリーズ終了の5ヶ月後
場所は公道公営の道路
劇中にあった優勝パレードを模した光景
ホンモノの消防車
ホンモノの公務員
ホンモノの優勝旗
こんなコトやっちゃう街なのだ
これは脳主が一番好きなエピソードだが
この手の話はいくつもある
アニメ制作側が話を持って来て
街側がムリヤリ迎合して乗っかって
街起こしの道具として使おうとする
よくあるケースだ
しかし大洗の場合の乗っかり方が
ちょっと変なんである
スタンドプレーが甚だしい
恋愛においていうなら
最初は顔で選んだけど
しばらくすると「何だコイツ?」と思う様な場面に出くわした時
それを愛しいモノを見る眼差しで笑えるか
ドン引きして「ムリ!」と突き返すかの違い
スタンドプレーが過ぎると
両極に振れる訳だが
明らかに笑っている
ゲラゲラと
ちなみに
プロデューサーは大洗の観光大使をやってたりする訳だが…
プロデューサーが
である
「フツーそれは主演声優がやるもんだろ!」
である
アニメ側の人間と大洗側の人間との絡みを観るにつけ
「こいつら、面白えぇ」
なんである
それでいてガルパンファンはマナーがいいが有名だ
ゴミ拾いやらなにやらちゃんとしてる
こんな空気感
狙って仕掛けて作れるモノではない
そして劇場版へ
テレビシリーズを作ってた頃はこの空気感はなかった
初オリジナルなので必死で頑張って作ってた(言い過ぎ?)
でも…
劇場版を作る時にはこの空気感を踏まえた上での
「やってやるぜ!」なのだ
テレビシリーズ
「同じシーンを2度見せられた」と最初は思ったけど
あの何度も見たシーンは数年の時を刻んで
いつしかノスタルジーすら感じるものになり
後に笑みが湧いて来た
ガルパン現象
それ自体に対するオマージュが
テレビシリーズ再挿入なのだ
劇場版バンザイ
今回
戦車戦のノリを
マッドマックスを引き合いに出して語った人のおかげで
そーいう解りやすいアピールの部分がフューチャーされている
初見の人には興味を持ってもらえるだろうしイイことだ
戦車
うじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃ
この思いきった悪ふざけが出来たのは
大洗で起きたガルパン現象の存在が
多大な影響を与えた事は間違いないだろう
この「悪ふざけの連鎖」が引き起こした
娯楽映画を楽しめて本当によかった
パンフレット情報
しかし…
パンフレットにて解った事なのだが
声優用のアフレコ台本3冊!
登場人物が多いので…とかもあるだろうけど…
「分厚さの原因はキャラクターだけでなく戦闘シーンでの戦車の動きなどの描写も細かく書かれているからなんですね」
(パンフレット引用)
あの凄まじい戦闘シーンを
構成するための指示出し台本!
いや…絶対いるだろうけど
小説10本書くより大変そうな…
勢いまかせのガトリング砲を
ずーと浴び続ける様な戦闘シーンの連続は
こうして作られている
それこそマッドマックスの様な実写映画は
カメラ回しててたまたまうまく撮れたシーンとか
使ってるのかもしれないが
アニメは全てのシーンを意図して描かないと
存在しないのである
流れ弾はもちろん
飛び散る土煙りも勝手に写ってるモノはないんである
車両だと
見境なくドリフトさせたがる監督の元
ほぼ全ての戦車をドリフトさせたアニメーターさん
ごくろーさんでした
映画単体で言っても素晴らしいモノであるし
ガルパン現象総括の結晶がこうなった
という意味でもブラボーと言いたい
最後に、販促の人へ
エンバンが出た時
作ってもらいたい商品がある
立川爆音チューニング・ヘッドホン
10万で売っても飛ぶ様に売れるだろう
むろん脳主も買う
ヨロシク