【 目撃 】東京純愛ラブストーリー
このブログの筆者である脳主は
とある場所にて
とある情事を目撃する事と相成った
ココに記されているのは
紛れもない純愛ラブストーリー
黄昏れ時に舞い降りた美しき物語
愛の言葉が空に舞っていた
CAST : ハト太郎&ハト子
「 ハト子さん! 」
「 ハト太郎さん! 」
「 ハト子さん、好きだ! 」
「 私も… 」
「 じゃあなんで奥さんと別れてくれないの? 」
「 そ、それは… 」
「 私の事なんて遊びだったのね 」
「 ち、違うよ。実は昨日の夜
ヨメと離婚について話したんだ 」
「 そしたら結婚する時
財産分与の取り決めしたコト覚えてる?って聞かれて… 」
「 財産分与? 」
「 半分よこせっていうんだ 」
「 いつもパンの耳くれる爺さんを
財産分与しなきゃいけないのか?とか
いつもピクルスしかくれないクソガキは
財産分与してやろうとか
いろいろ大変な状況でさぁ 」
「 いつもスッキリ大便出来る糞場を
譲渡しなきゃいけないのか?とか
カラスの少ない公園の永住権も
財産分与の対象なのか?とか 」
「 そんなの言い訳でしょ?
ホントは奥さんと別れる気がないんじゃないの? 」
「 なんでそうなるの! 」
「 君が好きなんだよ
君がいないと
ハトとしてのアイデンティティーを保てないんだ! 」
「 君がいなくなったら
下手すると僕はスズメになっちゃうかもよ
いいのかい?僕がスズメになっちゃっても 」
「 それは困るわハト太郎さん
スズメになっちゃヤダ… 」
「 頼むからもう少し待って欲しい
ヨメとは別れるから 」
チュッ
目撃者の感想
純愛ラブストーリーの一部始終を
筆者はココで目撃した
デートにもってこいの絵になる背景をバックに
美しい愛の言葉が乱れ飛んでいた
リバーサイド・ラブストーリー
あぁハト太郎
あなたはどうしてハト太郎なの?
ハト太郎君
ハト子さん
お幸せに…
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